衣類を自宅で洗濯できるかどうかは、取り扱い絵表示を必ず確認するようにします。
「水洗い可」表示がついている衣類は家庭での洗濯が可能なので、取り扱い絵表示や素材、色合いをよくみて、洗い方や洗剤を選び正しく洗濯しましょう。
「水洗い不可」の表示でも家庭で洗濯できる場合もありますが、その際は目立たない場所で洗剤につけて色落ちのチェックを必ずしてください。少しでも色が落ちるようなら家庭での洗濯はしないほうが無難です。
デリケートな素材は、やはりクリーニングに出すことをおすすめします。

素材別の洗剤選び

洗剤は沢山入れればよく落ちるように思う方もいらっしゃいますが、洗剤を多く使用しても洗浄力は変わりません。それどころか洗剤が残ってしまったりしますので、使用量は必ず表示の量を適切に使用することが大切です。
また、素材や汚れ、色に合わせて洗剤を選ぶようにしましょう。

  • 綿・麻・合成繊維の普段着
    弱アルカリ性、中性洗剤
  • ウール・装飾品のある衣服・綿・麻・合成繊維のおしゃれ着
    無けい光・中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)
  • 生成りや淡色の衣類
    無けい光・中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)、無蛍光一般洗剤

上手な洗濯のポイント

洗濯物は仕分けて洗うようにすると効率的です。例えば、汚れのひどいものとそうでないもの、白っぽいものと色があるもの、通常の素材とデリケートな素材というように、それぞれの洗い方に応じて仕分けることが大切です。

ひどい汚れのものは、洗濯する前にあらかじめ、気になる部分に溶剤を塗っておくことで汚れ落ちがよくなります。襟や袖口の皮脂汚れ、靴下のドロ汚れなどの頑固な汚れに効果的です。
汚れがひどい場合は洗剤を溶かしたぬるま湯に30分から2時間程度つけ置きしてから洗いましょう。

衣類同士が摩擦で痛まないように、ニットなどの型崩れがしやすいものや装飾品がついている衣類、デリケートな素材の衣類は洗濯ネットに入れます。
ストッキング等のほかの衣類と絡みやすいものや他の衣類をいためてしまう付属品がついているものも洗濯ネットに入れましょう。

手洗いマークのあるものは、洗濯機の使用を控えましょう。表記通りに手洗いするようにします。衣服の汚れた部分を外側にし、容器の大きさに合わせてたたみます。両方の手の平でやさしく押しつけたり、持ち上げたりして洗いましょう。
形をくずさないように衣類は畳んだまま気を配りながら洗うようにします。しわになりやすい薄手のブラウスやスカーフを洗うときには、洗剤液の中で衣類を泳がせるように両手で寄せたり広げたりしてやさしく洗います。

  • 押し洗い
    上着やスラックス、スカートなどを押すようにして手洗いします。手洗いの基本となる洗い方です。
  • つかみ洗い
    Yシャツのエリや袖口など、部分的な汚れを落とす洗い方です。落としたい汚れの部分を手に持ち洗っていきます。 
  • もみ洗い
    シャツやブラウスの衿・袖口などの汚れが落ちにくい部分を洗うときに、揉むようにして洗う方法。

洗濯後は取り扱い絵表示にそって絞ります。デリケートな衣類やシワになりやすい衣類はバスタオルにはさんで水分を取り除くタオルドライで絞りましょう。
干し方やアイロンがけも、素材に合わせて行うようにします。