衣替えは四季がはっきりしている日本ならではの風物詩ともいえますね。この風習は平安時代から始まったそうです。
貴族が季節の変化に応じて衣服や調度品などを替えたことに始まり、室町時代には一般庶民にもこの風習が広がっていったそうです。

衣類を長持ちさせる衣替えのポイント

衣替えはなかなかやっかいですが、ひと手間かけるだけで、大切な衣類を長持ちさせることができます。

衣類をしまう時は必ずお洗濯

洋服をしまう際は必ずお洗濯やクリーニングをするようにしましょう。目に見えなくても、衣類に残っている汚れは黄ばみや虫食いの原因になります。
次の季節にあけてビックリということがないようにしたいですね。

クリーニングに出した衣類は、そのまましまってしまうのではなく、一度陰干しをしてからしまうようにすると良いでしょう。
店から戻ってきた時に衣類についているビニールは必ずはずしてくださいね。ぶらさげて収納する際には専用のカバーをかけることでほこりを防ぐことが出来ます。

収納する際に注意すること

防虫剤は必ず入れるようにしましょう。同じ場所に違った種類の防虫剤を入れてしまうと、稀に化学反応で変色させてしまうことがあるので注意が必要です。
タンスは除湿剤を使用したり新聞紙を敷くなどして、湿気をもたないように工夫してください。

また、ポリウレタン製品、加工品などは一度折りジワがつくととれない場合がありますので、しわを防ぐために古タオルやラップの芯などを利用すると良いでしょう。
タンスの中にぎゅうぎゅうに詰め込むより、少し余裕を持って収納すると、通気性も良く、折りジワも防ぐことが出来ます。
特にプリントしてある衣類はプリント部分同士が重ねるとくっついてしまう場合がありますので注意しましょう。
コートやジャケット、スーツ等はハンガーに吊るして収納します。その際、厚手のハンガーを使用することで型崩れを防げます。

衣替えって、ただ衣類を入れ替えればいいの?

衣替えは、単にクローゼットの中身を入れ替えることではありません。
夏と冬の衣替えの際には、タンスやクローゼットの中の衣類を虫干しするようにしましょう。衣替えをする時はお天気の良い日の10時から14時頃が最適です。
スーツ等は丁寧にブラッシングしてからしまいます。ほんの少しの手間をかけるだけで衣類を守ることができます。大切な衣類とは長くお付き合いしたいものですね。