ドライクリーニング専門業者はクリーニング業に分類されます。都道府県知事への届け出や確認などの法的な規制を受けます。また、クリーニングを行う場合には資格が必要なのです。

資格が必要って知っていましたか?

「クリーニング業法」に基づき、クリーニング店でアイロンがけ、しみ抜きなどを行う場合は必ず店に一人は資格を持つ「クリーニング師」をおかなくてはなりません。
クリーニング師試験の内容は都道府県によって異なりますが、洗濯物の処理に関する知識、および技能が問われ、衛生法規や公衆衛生に関する知識も含まれます。

以前は、個人経営のクリーニング店が主流で、取り次ぎからクリーニング作業まで同じ店舗で行っていました。しかし最近は、作業の効率化により、店舗では洗濯物の取り次ぎのみを行う業務が中心になっています。
作業の分業に伴い、クリーニングのトラブル件数が大幅に増えたことがきっかけに、「クリーニング業法の一部を改正する法律(平成16年法律第33号)」が公布され、「クリーニング業法の一部を改正する省令(厚生労働省令第120号)」が施工されました(平成16年10月1日)。

価格だけではない業者選びの重要性

クリーニング業法が改正されたということは、取次店という新しいスタイルが出来たことへの対応ということだけではなく、それだけクリーニングでのトラブルが増えてきたという事に他なりません。
出来るだけトラブルを未然に防ぐためにも、クリーニング店を選ぶ場合は価格だけではなく、その技術力や専門知識にも目を向ける必要があります。
制服やユニフォームなどはその汚れに応じたクリーニング方法をとってくれているか、スーツ等の仕上げは型崩れがないように手作業で注意を払っているのか、シミ抜き等の技術力などなど、その技術力には大きな差が出てきます。

また、最近の衣類は様々な素材が使用されているので、それに対応できる専門知識も必要になってきます。特に何度もクリーニングしていけば、雑な仕事では衣類の傷みもより早くなるので、それは大きく異なってくると言えるでしょう。
宅配クリーニングでも、実際の店舗を持って長く営業しているところは信頼できるのではないでしょうか。
また、各種団体に加盟し、技術の向上を図っているかどうかもポイントになると思います。

  • LDマーク
    LDマークとは、全国クリーニング生活衛生同業組合連合会と呼ばれるクリーニング組合の加盟店に与えられるマークです。47都道府県ごとにそれぞれ組合があり、質の高いサービスが期待できる信頼の印でもあります。
  • Sマーク
    Sマークとは、厚生労働省大臣が認可したクリーニング店に付与されます。標準営業約款制度の基準となる「S」の文字は、「Standard・Safety・Sanitation(標準・安心・衛生)」の3つの頭文字を表したものです。
  • ドライチェッカー・ステッカー
    衣類に石油系溶剤の残留がなく、しっかり乾燥していることをドライチェッカーで確認しているクリーニング店に貼られているステッカー。